「最近、子どもとの会話が減ったな…」「思春期の子どもと、何を見ていいか分からない…」そんな悩みを抱えていませんか?映画やゲームは、親子の新しい共通の話題になる最高のきっかけです。今回は、小学生から高校生の子どもと、親が一緒になって本気で楽しめる、少し大人向けのエンタメ作品を3つ厳選しました。歴史をテーマに、ドラマ、映画、ゲームとジャンルもバランスよく選びましたので、ぜひお子さんの好みに合わせて選んでみてください!
女王ヴィクトリア
ジャンル | 歴史ドラマ |
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ターゲット年齢 | 中学生~高校生 |
女王ヴィクトリアは、19世紀のイギリスを舞台に、若くして即位したヴィクトリア女王の激動の人生を描いたNetflixオリジナルシリーズです。豪華な衣装や宮廷の様子は、歴史好きはもちろん、そうでない子どもも視覚的に楽しめるでしょう。結婚、出産、そして大英帝国の繁栄と、歴史の教科書では深く触れられない女王のプライベートな側面や、政治家たちとの駆け引きなど、人間味あふれるヴィクトリアの姿に、親子で共感できるはずです。親としては、女王として、妻として、母としてのヴィクトリアの葛藤に注目してみると、子育てや仕事との両立など、現代社会にも通じる悩みが見えてくるかもしれません。思春期の子どもと、社会における女性の役割やリーダーシップについて語り合う、良いきっかけになるでしょう。
13人の刺客
ジャンル | 時代劇アクション |
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ターゲット年齢 | 高校生以上(中学生は要検討) |
三池崇史監督による時代劇映画『13人の刺客』は、暴君を討つために集結した13人の武士たちの壮絶な戦いを描いた作品です。見どころは、なんといっても圧巻のアクションシーン。侍たちの息詰まる攻防は、時代劇に馴染みのない子どもでも引き込まれるでしょう。時代劇というと、難解なストーリー展開を想像するかもしれませんが、勧善懲悪のシンプルなストーリーなので、気軽に楽しめます。ただし、暴力描写が激しいため、視聴年齢には注意が必要です。本作は、単なるエンターテイメント作品ではなく、正義とは何か、忠誠心とは何かを問いかける深いテーマも内包しています。親子の会話の糸口として、「もし自分が侍だったらどうするか?」と問いかけてみるのも良いでしょう。歴史に興味を持つきっかけになるだけでなく、倫理観や道徳について考える良い機会にもなるでしょう。
アサシンクリード オデッセイ
ジャンル | オープンワールドアクションRPG |
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ターゲット年齢 | 高校生(中学生は親の指導のもと) |
大人気ゲームシリーズ「アサシンクリード」の中でも、古代ギリシャを舞台にした「オデッセイ」は、歴史好きの親子におすすめです。プレイヤーは、古代ギリシャの英雄の子孫となり、広大なオープンワールドを冒険します。美しいグラフィックで再現された古代ギリシャの世界を探検し、神々と英雄たちの神話に触れることで、まるで歴史の教科書の中に入り込んだような体験ができます。ゲームを通して、古代ギリシャの文化や社会、歴史的背景を学ぶことができるのも魅力です。親子で一緒にプレイしたり、子どもがプレイしている様子を見ながら、古代ギリシャの歴史について語り合ったりするのも楽しいでしょう。ゲームシステムが複雑なので、親がサポートしながら進めていくのもおすすめです。ただし、暴力表現が含まれるため、年齢制限やプレイ時間に注意しましょう。

まとめ
紹介した3作品は、いずれも歴史をテーマにしたエンタメ作品でありながら、それぞれ異なる魅力を持っています。親子で一緒に作品を楽しむことで、共通の話題ができ、自然と会話も弾むでしょう。ぜひ、新しい共通の話題を見つけてみてください。
※免責事項:本記事で紹介する作品の対象年齢(レーティング)や配信状況は、記事作成時点のものです。視聴・購入の際は、公式サイトや各プラットフォームで最新の情報をご確認ください。また、作品のテーマに触れる上で、軽微なネタバレを含む場合がありますのでご了承ください。