産休中のお金と出産手当金を調べる

産前産後休業、出産手当金、産休中の社会保険料免除、育児休業給付との違いを、勤務先・健康保険・年金の確認先ごとに整理します。

産休中のお金は、産前産後休業、出産手当金、出産育児一時金、社会保険料免除、育児休業給付が重なって見えやすいテーマです。制度名が似ていますが、確認先は勤務先、加入している健康保険、年金事務所、ハローワークで分かれます。

このページでは、働きながら妊娠・出産を迎える家庭が、産休前に確認したい制度と手続き先を整理します。出産手当金の対象、金額、支給日、保険料免除の可否をParents.jpが判定するものではありません。実際の手続きは、勤務先、加入している健康保険、年金事務所、ハローワークの公式情報で確認してください。

このページで確認できること

  • 産前産後休業と育児休業の違い
  • 出産手当金、出産育児一時金、育児休業給付の確認先
  • 産休中の健康保険・厚生年金保険料免除で見ること
  • 勤務先へ早めに確認したい書類、休業期間、給与の扱い
  • 退職、転職、扶養、自営業・フリーランスで確認先が変わる点

まず見る公式入口

制度を分けて見る

産前産後休業

見ること
産前休業をいつから請求するか、産後休業の期間、予定日より早い・遅い場合の扱いを確認します。
主な確認先
勤務先の人事・労務担当、厚生労働省の母性健康管理サイト。
注意点
産前休業と産後休業は育児休業とは別です。産後休業中は、原則として出生時育児休業ではなく産後休業として確認します。

出産手当金

見ること
出産のために会社を休み、給与の支払いがない、または少ない場合の健康保険の給付を確認します。
主な確認先
加入している健康保険、協会けんぽ、健康保険組合、勤務先。
注意点
出産手当金は出産育児一時金とは別制度です。扶養に入っている場合、自営業・フリーランスの場合などは確認先や対象が異なります。

出産育児一時金

見ること
出産費用に関係する一時金、直接支払制度、受取代理制度、差額申請を確認します。
主な確認先
加入している健康保険、出産施設。
注意点
出産手当金は休業中の所得を補う給付、出産育児一時金は出産費用に関係する給付です。名前が似ていても確認する書類が違います。

出産費用と一時金を確認する

社会保険料免除

見ること
産前産後休業期間中の健康保険料・厚生年金保険料の免除、育児休業等期間中の免除を確認します。
主な確認先
勤務先、年金事務所、日本年金機構。
注意点
手続きは勤務先経由になることがあります。給与明細の控除、賞与、復職後の標準報酬月額の扱いも勤務先へ確認します。

産休前に見るミニチェック

  • 勤務先:産前休業開始予定日、産後休業、育児休業へつなぐ予定、提出書類、社内締切を確認する。
  • 健康保険:出産手当金と出産育児一時金の申請先、申請書、医師・助産師記入欄、事業主記入欄を確認する。
  • 給与:産休中に給与が出るか、賞与や手当の扱い、出産手当金との調整があるかを確認する。
  • 保険料:産前産後休業中の健康保険・厚生年金保険料免除、育休中の免除を勤務先に確認する。
  • 予定日のずれ:出産予定日より早い・遅い場合、休業期間や出産手当金の対象期間を保険者へ確認する。
  • 退職・転職予定:資格喪失日、任意継続、扶養、以前の保険者との関係を早めに確認する。

二度手間になりやすいポイント

出産手当金と出産育児一時金を同じものとして見る

起きやすいこと
どちらも健康保険に関係するため、申請書や確認先を混同してしまうことがあります。
先に確認すること
出産手当金は休業と給与、出産育児一時金は出産費用と支払制度に関係します。申請書名と提出先を分けます。
注意点
加入している保険者によって申請様式や提出方法が異なります。協会けんぽ以外の場合は、健康保険組合等の案内を確認します。

会社が全部進めてくれると思い込む

起きやすいこと
勤務先が手続きするもの、本人が記入するもの、医師・助産師の証明が必要なものが混ざり、提出が遅れることがあります。
先に確認すること
社内の提出先、申請書の記入者、医師・助産師記入欄、事業主記入欄、給与締め日、産休開始前の提出期限を確認します。
注意点
申請時期や添付書類は保険者・勤務先で異なります。社内ルールだけでなく保険者の公式案内も確認します。

扶養・退職・転職で確認先が変わる

起きやすいこと
退職日、資格喪失日、扶養に入る日、転職先の加入日が出産前後に重なり、どの保険者へ確認するか分かりにくくなります。
先に確認すること
出産予定日、休業開始日、退職・転職予定日、健康保険の資格取得・喪失日を時系列で整理します。
注意点
以前加入していた保険者が関係する場合があります。勤務先と保険者へ早めに確認してください。

育休給付と産休中の給付を続けて考えない

起きやすいこと
産休中は健康保険、育休中は雇用保険と確認先が変わるため、産後の収入見込みがつながって見えにくくなります。
先に確認すること
産前産後休業、出産手当金、育児休業開始日、育児休業給付の申請時期、復職予定を一枚に並べます。
注意点
支給まで時間がかかることがあります。給与が止まる月、保険料控除、住民税、保育料なども家庭で確認します。

育休中のお金を確認する

公式入口

関連して確認したいページ

注意点

このページは、出産手当金、社会保険料免除、育児休業給付の対象や金額を判定するものではありません。
産前産後休業、出産手当金、出産育児一時金、健康保険・厚生年金保険料免除、育児休業給付は、勤務先、加入している健康保険、雇用保険、出産日、休業期間、給与の有無、退職・転職、家庭の状況によって確認先が変わることがあります。手続き前には、勤務先、加入している健康保険、厚生労働省、日本年金機構、ハローワークの公式情報を確認してください。

最終確認日

2026年5月19日(厚生労働省、協会けんぽ、日本年金機構、出産なびで確認)