包丁いらず&レンジで8分!野菜嫌いっ子も夢中になる『ふわふわ鶏団子のとろ~りチーズ蒸し』

時短レシピ

新しい一週間、頑張るあなたのための「救世主レシピ」

新しい一週間が始まりましたね。『parents.jp』編集長の坂本です。毎日のごはん作り、本当にお疲れ様です。仕事から駆け足で帰宅し、お子さんのお迎え、山のような洗濯物…。息つく間もなくキッチンに立ち、「今日の夕飯どうしよう…」と頭を抱えてしまう日、ありますよね。その気持ち、痛いほどよく分かります。

だからこそ、今週はもっと賢く、美味しく、そして心に余裕が生まれるような「ラク」をしませんか?今回ご紹介するのは、そんな願いを叶えてくれる、まさに魔法のような一品です。使うのは電子レンジだけ。包丁もまな板も、フライパンさえも必要ありません。後片付けは驚くほど簡単なのに、食卓に出せば「わぁ!」と歓声が上がる、栄養満点のメインディッシュ。忙しいあなたの、そして家族の笑顔のための「お守りレシピ」です。

材料(2~3人分)

  • 鶏ひき肉(もも、むね、どちらでもOK)…250g
  • 冷凍ミックスベジタブル…100g
  • 玉ねぎ(みじん切り)…1/4個分(約50g) ※冷凍みじん切り玉ねぎを使うとさらに手軽です!
  • ピザ用チーズ…50g~お好みの量で
  • [A] 片栗粉…大さじ2
  • [A] マヨネーズ…大さじ1
  • [A] 醤油…小さじ1
  • [A] 塩、こしょう…各少々
  • お好みで添えるもの:ケチャップ、ミニトマト、ブロッコリーなど

作り方

  1. 肉だねを混ぜ合わせる
    大きめの耐熱ボウルに鶏ひき肉と[A]の調味料(片栗粉、マヨネーズ、醤油、塩、こしょう)をすべて入れます。まずはスプーンやヘラで、全体がなじむように混ぜ合わせましょう。ここで最大のポイントは、マヨネーズです。マヨネーズに含まれる油分と酢、卵がお肉をコーティングし、加熱してもパサつかず、驚くほどふっくらジューシーに仕上げてくれるんです。全体が白っぽくなり、少し粘り気が出てくるまで、しっかりと混ぜてくださいね。このひと手間で、仕上がりが格段に変わります。
  2. 野菜を加えてさらに混ぜる
    次に、肉だねのボウルに冷凍ミックスベジタブルと玉ねぎのみじん切りを加えます。冷凍野菜は解凍せず、凍ったままの状態で加えてOK!これが時短の嬉しい秘訣です。野菜から出る水分も、肉だねがしっかりと受け止めて旨味に変わります。お肉と野菜が均一に混ざるように、再度スプーンでさっくりと混ぜ合わせましょう。彩りも豊かになり、見た目にも楽しい一品になっていきますよ。
  3. 耐熱皿にドーナツ状に成形する
    直径20cm程度の耐熱皿を用意し、混ぜ合わせた肉だねを移します。ここでもう一つ、美味しく仕上げるための大切なコツがあります。それは、肉だねを平らにならした後、中央部分を指やスプーンの背でくぼませて「ドーナツ状」にすること。電子レンジは中心部分に熱が通りにくい特性があるため、こうして形を工夫することで、全体にムラなく均一に火が通り、生焼けの心配がなくなります。
  4. 1回目のレンジ加熱
    成形した肉だねの上に、ふんわりとラップをかけます。ラップをぴっちりとかけてしまうと、蒸気の逃げ場がなくなってしまうので、少し隙間をあけるか、数カ所フォークで穴をあけてください。電子レンジ(600W)で約5分加熱します。加熱中はキッチンを離れて、お子さんの宿題を見たり、テーブルの準備をしたり、束の間の休息を取ってくださいね。
  5. チーズをのせて仕上げの加熱
    加熱が終わったら、一度レンジから取り出します。ラップを外す際は、熱い蒸気で火傷をしないように十分お気をつけください。肉だねの縁の色が変わり、中央部分にも火が通っていることを確認しましょう。もし赤みが残っている場合は、30秒~1分ほど追加で加熱してください。最後に、ピザ用チーズを全体にまんべんなく散らします。今度はラップをかけずに、再度電子レンジ(600W)で2~3分、チーズがとろりと溶けるまで加熱したら、完成です!熱々のうちに食卓へどうぞ。

美味しく作るコツ・アレンジ方法

  • アレンジ①:野菜を自由自在にチェンジ!
    今回はミックスベジタブルを使いましたが、もちろん他の野菜でも美味しく作れます。お子さんが好きな冷凍枝豆やコーンをたっぷり加えたり、細かく刻んだきのこ類(しめじ、エリンギなど)や、水煮のひじきを加えたりするのもおすすめです。ひじきを加えれば、鉄分も手軽に補給できますね。冷蔵庫に残っている野菜を細かく刻んで加えるのも、フードロス削減につながり素敵です。ぜひ、ご家庭の「スタメン野菜」を見つけてみてください。
  • アレンジ②:味付けを変えて七変化!
    基本の醤油&マヨネーズ味は万能ですが、気分に合わせて味付けを変えれば、飽きずに何度も楽しめます。例えば、[A]の醤油を味噌やめんつゆに変えれば和風味に。ごま油やオイスターソースを少し加えれば、ご飯が進む中華風に。カレー粉を小さじ1/2ほど加えれば、子どもたちが大好きなカレー風味に早変わり。タネに豆腐を1/4丁ほど水切りして混ぜ込めば、さらにふわふわ感が増し、かさ増しにもなってヘルシーですよ。
  • コツ:作り置きやお弁当にも大活躍!
    このレシピは、冷めても美味しくいただけるのが嬉しいポイント。多めに作っておけば、翌日のお弁当のメインおかずとしても大活躍します。切り分けて保存容器に入れておけば、冷蔵で2~3日保存可能です。忙しい朝、お弁当箱に詰めるだけなのは本当に助かりますよね。時間がある時に作っておく「未来の自分を助ける一品」としても、ぜひ活用してください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。「包丁いらず&レンジで8分」という手軽さながら、お肉も野菜もしっかり摂れる栄養満点の一品。とろけるチーズが、お子さんの食欲をさらに引き出してくれるはずです。「今日の夕飯、どうしよう…」と悩んだ日には、ぜひこのレシピを思い出してください。キッチンに立つ時間が少しでも心穏やかなものになり、食卓が笑顔で満たされることを心から願っています。ぜひ今夜にでも試してみてくださいね。

本記事は、情報の正確性、完全性、最新性を保証するものではありません。本記事の情報を用いて行う一切の行為について、当方は何ら責任を負うものではありません。また、本記事の内容は、専門的な助言に代わるものではありません。重要な判断をされる際は、必ずご自身で各分野の専門家にご相談ください。

タイトルとURLをコピーしました