思春期の子も夢中に!親子で語り合える「少し大人」なエンタメ作品3選

「最近、子どもとの会話が減ってきたな…」「思春期の子どもと、どんな話をすればいいんだろう?」そんな風に感じている親御さんは少なくないはずです。実は、映画やアニメ、ゲームといったエンターテインメントは、そんな親子の距離をぐっと縮める最高のコミュニケーションツールになり得ます。今回は、ティーンカルチャーにも詳しい編集長の私が、小学生高学年から高校生のお子さんと親御さんが一緒になって本気で楽しめる、少し大人向けの視点を持ったエンタメ作品を3つ厳選しました。週末の過ごし方のヒントが、きっと見つかりますよ。

はたらく細胞

ジャンル 科学学習アニメ/漫画
ターゲット年齢 小学生高学年~高校生

親子で語り合いたいポイント

「私たちの体の中って、実はこんなに壮大な世界だったんだ!」——『はたらく細胞』は、そんな驚きと感動を与えてくれる作品です。赤血球や白血球、血小板といったお馴染みの細胞たちが擬人化され、私たちの体内で日夜繰り広げられる生命維持のドラマを、エンターテインメント性豊かに描いています。この作品が親子におすすめな最大の理由は、難解な生物学の知識を、魅力的なキャラクターたちの物語として楽しく学べる点にあります。ドジだけど一生懸命な赤血球、クールで頼りになる白血球、そして愛らしい血小板たち。彼らの活躍を見れば、「自分の体の中にも、こんなに頑張っている子たちがいるんだ」と、自分の体を愛おしく感じるきっかけになるでしょう。コロナ禍を経て、免疫の仕組みに関心が高まった今だからこそ、その働きを分かりやすく知ることは大きな意味を持ちます。視聴後には、「インフルエンザの回、怖かったけど、ワクチンってこうやって効くんだね」「擦り傷が治るのって、血小板ちゃんたちのおかげなんだ」といった会話が自然に生まれるはずです。さらに、不摂生な生活が体にどんな影響を与えるかを描いたスピンオフ『はたらく細胞BLACK』を一緒に見て、「健康でいることの大切さ」について、より踏み込んだ話し合いをするのも良いでしょう。生命の尊さ、チームワークの大切さ、そして自分自身を大切にする心を育む、最高の教材と言える作品です。

TVアニメ「はたらく細胞!!」
またみんなに会える。体内細胞擬人化アニメ第二期、開幕!TVアニメ「はたらく細胞!!」2021年1月放送開始!!

BLUE GIANT

ジャンル 音楽・青春アニメ映画
ターゲット年齢 中学生~高校生

親子で語り合いたいポイント

「何かに、これほどまでに熱くなったことはあるだろうか?」——映画『BLUE GIANT』は、観る者の魂を揺さぶる圧倒的な熱量を持った作品です。世界一のジャズプレイヤーを目指す青年・宮本大のひたむきな情熱を描いた物語は、進路や将来に悩む思春期の子どもの心に、間違いなく強いメッセージを届けます。この作品について親子で語り合いたいのは、単なるサクセスストーリーではない、夢を追う過程の光と影です。圧倒的な才能と情熱で突き進む主人公・大。天才的な才能に恵まれながらも、過去のトラウマと葛藤するピアニスト・雪祈。そして、未経験から努力で仲間を追いかけるドラマー・玉田。三者三様の在り方は、「自分ならどのキャラクターに共感する?」という問いを投げかけます。親世代は、自分の若い頃の夢や挫折を子どもに語る絶好の機会になるかもしれません。「才能とは何か」「努力し続けることの意味とは」「仲間がいることの素晴らしさとは」。そんな普遍的で深いテーマについて、本音で語り合うきっかけをくれます。そして何より、本作の魅力は「音」。映画館の音響で体験するジャズのライブシーンは、まさに圧巻の一言。音楽が持つ力を肌で感じることができます。鑑賞後、親子でジャズの名盤を聴いてみたり、好きな音楽について語り合ったりと、新しい共通の趣味が生まれる可能性も秘めています。

映画『BLUE GIANT』公式サイト
【Blu-ray&DVD 発売中!】原作:石塚真一×監督:立川譲×音楽:上原ひろみ/シリーズ累計920万部突破!人気コミック待望のアニメーション映画化‼

ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム

ジャンル アクションアドベンチャーゲーム
ターゲット年齢 小学生高学年~高校生

親子で語り合いたいポイント

ゲームは今や、親子が同じ目線で協力し、共に成長できる最高のツールの一つです。中でも『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』は、その体験を最高レベルで提供してくれます。このゲームの核となるのは、「創造性」と「問題解決」。主人公リンクの新しい能力「ウルトラハンド」を使えば、フィールドにあるあらゆるものを組み合わせて、乗り物や武器、時には奇想天外な機械まで作り出せます。目の前の崖をどう越えるか、強い敵をどう倒すか、その答えは一つではありません。ここで生まれるのが、「この祠の謎、どうやったら解けるかな?」「こんなの作ってみたんだけど、どう思う?」といった、親子間のコミュニケーションです。子どもが思いもよらない独創的なアイデアで道を切り拓く姿に、親が感心させられることも多いでしょう。逆に、親の人生経験からくる多角的な視点が、謎解きのヒントになることもあります。これは、まさに共同作業。一緒に試行錯誤を繰り返し、困難を乗り越えた時の達成感は、親子の絆をより一層深めてくれます。また、ハイラルの地に秘められた壮大な歴史や物語を読み解いていくのも大きな楽しみの一つ。「この壁画って、昔の出来事を描いているのかな?」など、物語の考察で会話が弾みます。失敗を恐れずに何度も挑戦する大切さを、遊びながら学べるこの作品は、親子の時間を豊かにする最高の冒険となるはずです。

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まとめ

いかがでしたか?今回は、科学、音楽、冒険と、異なるジャンルから3つの作品をご紹介しました。どの作品も、ただ「面白い」だけで終わらない、親子で深く語り合えるテーマを持っています。エンターテインメントは、思春期の子どもとの間に新しい橋を架けてくれる素晴らしいツールです。ぜひ、次のお休みにでも、お子さんと一緒に新しい世界を覗いてみてはいかがでしょうか。きっと、普段は聞けない本音が聞けるかもしれませんよ。

※免責事項:本記事で紹介する作品の対象年齢(レーティング)や配信状況は、記事作成時点のものです。視聴・購入の際は、公式サイトや各プラットフォームで最新の情報をご確認ください。また、作品のテーマに触れる上で、軽微なネタバレを含む場合がありますのでご了承ください。

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