思春期の子も夢中に!親子の会話が生まれる、心に響くエンタメ作品3選

「最近、子どもとの会話が減ったな…」「思春期の子どもと、どんな話をしたらいいか分からない…」そんな悩みを抱える親御さんは少なくないでしょう。日々成長し、自分の世界を広げていく子どもたち。その心の内を少しでも共有できたら、嬉しいですよね。映画やアニメは、そんな親子の間に新しい共通の話題と、豊かな対話を生み出す最高のきっかけになります。今回は、ティーンカルチャーにも精通した編集長の視点から、小学生高学年から高校生のお子さんと親が、一緒になって本気で楽しめる、少し大人向けのエンタメ作品を3つ厳選してご紹介します。

スタンド・バイ・ミー

ジャンル 青春ドラマ映画
ターゲット年齢 中学生~高校生

親子で語り合いたいポイント

スティーヴン・キングの短編小説を原作とした、言わずと知れた青春映画の金字塔です。1959年の夏、オレゴンの小さな町を舞台に、性格の異なる4人の少年たちが「行方不明になった少年の死体を探す」という冒険の旅に出ます。この設定だけ聞くと少しドキリとしますが、物語の本質は、この二日間の旅を通して描かれる少年たちの友情、葛藤、そして成長にあります。リーダー格のクリス、繊細で物語の才能があるゴーディ、喧嘩っ早いテディ、気弱なバーン。彼らはそれぞれ家庭に問題を抱え、大人たちから貼られたレッテルに苦しんでいます。旅の途中で交わされる他愛ない会話や悪ふざけの中に、彼らの抱える将来への不安や、大人への不信感が垣間見えるのです。親世代にとっては、自身の少年時代を思い出すノスタルジックな風景が、そして子ども世代にとっては、時代は違えど変わらない思春期特有の友情の形や、アイデンティティの悩みが胸に響くはずです。「本当の友達って何だろう?」「大人になるって、どういうことなんだろう?」鑑賞後、そんな普遍的で深い問いについて、自然と語り合いたくなるでしょう。美しいオレゴンの自然と、ベン・E・キングの名曲が、少年たちの短い夏の終わりを、切なくも温かく彩ります。

Prime Video(Amazon.co.jp)に登録
Amazon限定配信オリジナル作品、人気の映画やTV番組を、時間や場所を問わずに視聴することができます。まずは、無料体験をお試しください。

リトル・ミス・サンシャイン

ジャンル コメディドラマ映画
ターゲット年齢 小学生高学年~中学生

親子で語り合いたいポイント

もしあなたの家族が「完璧」とは程遠いと感じているなら、この作品は最高の処方箋になるかもしれません。美少女コンテストに出場することを夢見る少女オリーブを中心に、それぞれが人生に「負け」を抱えたバラバラの家族が、オンボロの黄色いワゴンバスでカリフォルニアを目指すロードムービーです。独自の成功哲学を振りかざす父親、ニーチェに心酔し沈黙を続ける兄、自殺未遂をしたゲイの叔父、ヘロイン常習者の祖父…書き出すだけでも強烈な個性のオンパレード。旅の道中では次々とトラブルが発生し、家族は衝突を繰り返しますが、その中で少しずつ互いの弱さを受け入れ、不器用ながらも一つのチームになっていきます。この映画が素晴らしいのは、「勝つこと」や「普通であること」の価値観を、ユーモアたっぷりに笑い飛ばしてくれる点です。クライマックスのコンテストシーンは必見。周囲から浮いてしまうオリーブの姿と、そんな彼女を守るために家族がとった行動は、爆笑と感動を同時に巻き起こします。「自分らしさを貫くことの格好良さ」そして「どんな時でも味方でいてくれる家族の存在」を、理屈抜きで感じさせてくれるでしょう。「うちの家族の変なところってどこかな?」「失敗したって笑い飛ばせばいいよね!」そんなポジティブな会話が生まれる、愛すべき一作です。

Prime Video(Amazon.co.jp)に登録
Amazon限定配信オリジナル作品、人気の映画やTV番組を、時間や場所を問わずに視聴することができます。まずは、無料体験をお試しください。

ピクサー・シリーズ (トイ・ストーリー)

ジャンル アニメーション映画
ターゲット年齢 小学生高学年~中学生

親子で語り合いたいポイント

「アニメは子ども向け」なんて思っていたら、もったいない!ディズニー/ピクサー作品、特に『トイ・ストーリー』シリーズは、世代を超えて楽しめる、友情と成長の物語の傑作です。おもちゃの持ち主アンディの一番のお気に入りだったカウボーイ人形のウッディと、最新式のアクションフィギュア、バズ・ライトイヤー。最初は反発し合う二人が、様々な冒険を通して唯一無二の親友になっていく姿は、友情の普遍的な素晴らしさを教えてくれます。シリーズを通して描かれるのは、単なる友情賛歌だけではありません。嫉妬や誤解、仲間とのすれ違いといった、人間関係のリアルな側面も丁寧に描かれています。特に注目したいのは、持ち主であるアンディの成長です。少年が青年へと成長するにつれて、おもちゃたちは「忘れられるかもしれない」という不安や、「自分たちの役割の終わり」という避けられない変化に直面します。これは、子どもが成長し親元を離れていく過程と重なり、親世代の胸には特に深く染み入るテーマではないでしょうか。『トイ・ストーリー3』のラストシーンは、多くの大人が涙したことで有名です。子どもにとっては最高の冒険物語として、親にとっては子どもの成長と自身の役割を重ね合わせながら、家族のあり方について考えるきっかけを与えてくれる、非常に奥行きの深いシリーズです。

【公式】Disney+(ディズニープラス) 日本|入会はこちら
ディズニープラスに今すぐ加入して、ディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズ、ナショナル ジオグラフィック、スターなどのテレビシリーズや映画をお楽しみください。

いかがでしたか?今回ご紹介した3作品は、ジャンルもテイストも異なりますが、どれも鑑賞後にきっと誰かと話したくなる、心に残るメッセージを持っています。エンタメ作品は、ただ時間を消費するだけの娯楽ではありません。親子で同じ物語を共有し、感想を語り合う時間は、お互いの価値観や考えを知るための貴重なコミュニケーションツールになります。ぜひ、週末にでもお子さんと一緒に作品を選んで、新しい共通の話題を見つけてみてください。

※免責事項:本記事で紹介する作品の対象年齢(レーティング)や配信状況は、記事作成時点のものです。視聴・購入の際は、公式サイトや各プラットフォームで最新の情報をご確認ください。また、作品のテーマに触れる上で、軽微なネタバレを含む場合がありますのでご了承ください。

タイトルとURLをコピーしました