思春期の子と会話が弾む!親子で本気で語れる「eスポーツ」がテーマの神エンタメ3選
「最近、子どもとの会話が減ったな…」「思春期の子どもと、何を観ていいか分からない…」そんな悩みを抱える親御さんは少なくないでしょう。反抗期や自分の世界に没頭する時期、親子のコミュニケーションが難しくなるのは自然なことです。しかし、そんな時期だからこそ、共通の話題は潤滑油になります。映画や漫画、ゲームといったエンターテインメントは、世代を超えて楽しめる最高のきっかけ。今回は、当サイトの編集長がティーンカルチャーの視点から、小学生高学年から高校生のお子さんと、親が一緒になって本気で楽しめる「eスポーツ」をテーマにしたエンタメ作品を3つ厳選しました。少し大人向けの視点で、親子の対話を深めるヒントが満載です。
PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~
| ジャンル | 青春ドラマ映画 |
| ターゲット年齢 | 中学生~高校生 |
親子で語り合いたいポイント
「eスポーツ」と聞くと、まだ専門的な世界と感じる親御さんも多いかもしれません。そんな方にこそ、最初の一本として心からおすすめしたいのが、この実話を基にした日本初のeスポーツ劇映画です。本作の魅力は、eスポーツの知識がなくても、誰もが共感できる普遍的な「青春ドラマ」であること。舞台は徳島の高等専門学校。学年も性格もバラバラな3人の男子生徒が、ひょんなことからチームを組み、eスポーツの全国大会を目指します。不登校気味の優等生、派手な見た目でクラスから浮いている少年、そしてeスポーツにしか興味を示さない無口な少年。まるで噛み合わない彼らが、衝突を繰り返しながらも、次第に互いを認め合い、一つのチームになっていく過程が丁寧に描かれています。ここには、思春期の子どもたちが抱える「学校での居場所探し」「他者との価値観の違い」「好きなことに打ち込むことの尊さと難しさ」といったテーマが凝縮されています。鑑賞後、「もし君がリーダーの翔太だったら、どうやって二人をまとめる?」「eスポーツに反対する先生の気持ちも、少しはわかる?」など、具体的なシーンを基に対話が生まれるはずです。また、本作は「勝つことだけが全てではない」というメッセージを優しく伝えてくれます。目標に向かって仲間と協力するプロセスの大切さについて、お子さんの考えを聞く絶好の機会になるでしょう。デジタルネイティブ世代の子どもたちの情熱を理解する、温かい入門書のような作品です。
東京トイボクシーズ
| ジャンル | 漫画 |
| ターゲット年齢 | 中学生~高校生 |
親子で語り合いたいポイント
「ゲームばっかりしてないで、勉強しなさい!」このセリフに、ドキッとした親御さんもいるのではないでしょうか。本作は、まさにその「ゲーム=遊び」という旧来の価値観に、eスポーツ科に通う高校生たちが情熱と理論で立ち向かう物語です。もしお子さんがゲームやeスポーツに夢中なら、その世界を深く理解するための最高の教科書になります。物語の面白さはもちろん、作中で描かれる「eスポーツはなぜ『スポーツ』なのか」「プロゲーマーに必要なスキルとは何か」といった解説が非常にリアルで説得力があります。主人公たちは、大人たちが押し付ける偏見に対し、ただ反発するのではなく、自分たちの活動の意義を論理的に説明し、行動と結果で示そうと奮闘します。その姿は、自分の「好き」を貫き、社会に認めてもらおうとする思春期のエネルギーそのもの。この漫画をきっかけに、「なぜそんなにゲームが好きなの?」「ゲームから何を学んでいるの?」と、お子さんの世界に一歩踏み込んでみてはいかがでしょうか。「この漫画を読んで、ゲームに対する見方が少し変わったよ」と伝えるだけでも、お子さんとの心の距離はぐっと縮まるはずです。また、好きなことを仕事にする厳しさや、夢を追うことの覚悟についても描かれているため、「将来の夢」という少し大人びたテーマについて、親子で真剣に語り合うきっかけを与えてくれるでしょう。子どもの情熱を、ただの「遊び」で終わらせず、その先にある可能性を一緒に考えるためのヒントが詰まっています。

ぷよぷよeスポーツ
| ジャンル | 対戦パズルゲーム |
| ターゲット年齢 | 小学生高学年~高校生、および大人 |
親子で語り合いたいポイント
映画や漫画でeスポーツの世界に触れたら、次はその熱狂を「体験」してみませんか?『ぷよぷよeスポーツ』は、観る・読むエンタメとは一線を画す、「一緒に遊ぶ」ことでコミュニケーションを生み出す最高のツールです。ルールはシンプルですが、連鎖の組み方や相手への攻撃のタイミングなど、戦略は無限大。この奥深さこそが、eスポーツたる所以です。親子で対戦すれば、「うわー、その連鎖すごい!」「次はこうしてみようか?」といった会話が自然と生まれます。普段は無口なお子さんが、ゲームのことになると目を輝かせて戦術を語ってくれるかもしれません。それは、親が子どもの得意な世界に入り、教えを乞うという、普段とは逆の新鮮な関係性を築くチャンスです。また、このゲームは単なる娯楽に留まりません。どうすれば効率的に連鎖を組めるか考える「論理的思考力」、一瞬の判断が勝敗を分ける「集中力」、そして負けても「もう一回!」と挑戦する「粘り強さ」。遊びながら、こうした非認知能力が育まれていく様子を間近で見ることができます。ゲームが苦手な親御さんでも、練習モードが充実しているので安心です。まずは一緒に攻略サイトを見ながら作戦会議をするところから始めてみてはいかがでしょう。画面の中だけでなく、その前後にある会話の時間も含めて、家族の新しい共通の趣味になる可能性を秘めた一作です。
まとめ
今回ご紹介した3作品は、eスポーツという現代的なテーマを通じて、友情、夢、挑戦といった普遍的な価値観に触れることができるものばかりです。単なる娯楽として消費するだけでなく、作品をきっかけにお子さんの考えや価値観に触れることで、思春期特有の心の壁を少しだけ低くしてくれるかもしれません。エンターテインメントは、親子のコミュニケーションを豊かにする最高のツールです。ぜひ、お子さんと一緒に作品を楽しんで、新しい共通の話題を見つけてみてください。
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