思春期の子どもとの会話が途切れない!親世代もハマる『語れるエンタメ』厳選3作品

思春期の子どもとの会話が途切れない!親世代もハマる『語れるエンタメ』厳選3作品

「最近、子どもとの会話が減ったな…」「思春期の子どもと、どんな映画やアニメを見ていいか分からない…」そんな悩みを抱えている親御さんは少なくないでしょう。日々成長し、自分の世界を広げていく子どもたち。共通の話題を見つけるのが難しく感じることもありますよね。そんな時、映画やアニメ、ゲームといったエンターテインメントは、世代を超えて心を通わせる最高のきっかけになります。今回は、子育て情報サイト『parents.jp』編集部が、小学生高学年から高校生の子どもと、親が一緒になって本気で楽しめる、少し大人向けのエンタメ作品を3つ厳選しました。ただ面白いだけじゃない、見終わった後にきっと会話が弾む名作揃いです。

君の名は。

ジャンル アニメーション映画(SF・ロマンス・ドラマ)
ターゲット年齢 中学生~高校生

親子で語り合いたいポイント

新海誠監督の名を世界に轟かせた記録的ヒット作。美しい映像と心揺さぶる音楽はもちろんのこと、その物語の奥深さは、まさに親子で語り合うのに最適なテーマの宝庫です。物語の主軸は、東京に暮らす男子高校生・瀧と、田舎町に住む女子高校生・三葉の身体が入れ替わるという不思議な現象。最初はコミカルに進む展開も、やがて時空を超えた壮大な運命の物語へと発展していきます。この作品を通じて、「もし他の誰かの人生を一日だけ体験できるとしたら?」という想像力を働かせる会話から始めてみてはいかがでしょうか。また、作品の根底には「人と人との“結びつき”」や「忘れたくない、忘れてはいけない記憶」といった普遍的なテーマが流れています。瀧と三葉が互いを必死に探す姿から、大切な人との繋がりの尊さについて話し合えるでしょう。さらに、劇中に登場する伝統文化や、日本の自然災害に対する向き合い方など、少しシリアスなテーマにも触れることができます。単なる恋愛物語に留まらない、深く感動的な体験が、親子の対話をより豊かなものにしてくれるはずです。

映画『君の名は。』公式サイト
新海誠監督最新作『君の名は。』2016年8月全国東宝系公開 声の出演:神木隆之介 上白石萌音 キャラクターデザイン:田中将賀 作画監督:安藤雅司 出会うことのない二人の出逢い。少年と少女の奇跡の物語が、いま動き出す。

レ・ミゼラブル(2012年版)

ジャンル ミュージカル映画(歴史・ドラマ)
ターゲット年齢 中学生~高校生

親子で語り合いたいポイント

ヴィクトル・ユゴーの不朽の名作を、豪華キャストで映画化したミュージカル作品。少し敷居が高いと感じるかもしれませんが、全編を通して歌で物語が紡がれるため、感情がダイレクトに伝わり、思春期の心にも強く響くはずです。物語のテーマは、「正義とは何か」「罪と赦し」「貧困と社会の不条理」といった、非常に重厚で普遍的なものばかり。一本のパンを盗んだ罪で19年間も投獄された主人公ジャン・バルジャンの生涯と、彼を執拗に追い続ける警部ジャベールの対立は、「法律上の正義」と「人としての正義」について深く考えさせられます。「バルジャンの行動は許されるべきか?」「ジャベールの正義は間違っているのか?」といった問いは、親子で意見が分かれるかもしれません。それこそが、対話の始まりです。また、革命に身を投じる若者たちの姿を通じて、理想を追い求めることの情熱や、社会を変えようとするエネルギーについて話し合うのも良いでしょう。壮大な音楽と魂の叫びのような歌声が、難しいテーマをエンターテインメントとして昇華させており、見終わった後には、感動と共に人間愛や社会について語り合いたくなる、そんな力強い作品です。

Eine ganz heiße Nummer (2011) ⭐ 6.0 | Comedy
1h 35m

バッドガイズ

ジャンル アニメーション映画(クライム・コメディ)
ターゲット年齢 小学校高学年~中学生

親子で語り合いたいポイント

「ハイスピードなカーチェイス」「華麗な盗みのテクニック」――そんなクライム映画の要素を、ポップでコミカルなCGアニメに落とし込んだ快作です。主人公は、オオカミ、ヘビ、サメといった、絵本の世界では絵に描いたような“ワルモノ”たち。彼らが「“グッドガイズ”になる」という前代未聞の計画に挑む姿を、テンポ良くスタイリッシュに描きます。この作品が素晴らしいのは、子ども向けのコメディと見せかけて、実は「人は見た目で判断されがち」「善悪は単純に二元論で語れない」といった、非常に大切なメッセージを内包している点です。「ワルモノとして生まれついたら、ずっとワルでいるしかないの?」という問いは、学校や社会におけるレッテル貼りの問題とも繋がります。親子で「第一印象で人を判断してしまった経験」や、「本当の“良いこと”って何だろう?」といったテーマについて、気軽に話し合うきっかけになるでしょう。また、仲間との友情や裏切り、そして信頼の回復といった王道の展開は、子どもたちの心にもストレートに響きます。親子でケラケラ笑いながらも、見終わった後には心に温かいものが残る。エンタメ性と教育的視点のバランスが絶妙な一作です。

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まとめ

いかがでしたか?今回は、ジャンルの異なる3つの魅力的な作品をご紹介しました。思春期は、親子の距離が少し開きやすい時期かもしれません。しかし、同じ作品を見て、心を動かし、感想を語り合う時間は、その距離をぐっと縮めてくれる魔法のような力を持っています。今回ご紹介した作品が、親子のコミュニケーションをより豊かにするツールとなり、新しい共通の話題を見つけるきっかけになれば幸いです。ぜひ、週末にでもお子さんと一緒に楽しんでみてください。

※免責事項:本記事で紹介する作品の対象年齢(レーティング)や配信状況は、記事作成時点のものです。視聴・購入の際は、公式サイトや各プラットフォームで最新の情報をご確認ください。また、作品のテーマに触れる上で、軽微なネタバレを含む場合がありますのでご了承ください。

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