油は1滴も使わない!レンジで5分で完成、奇跡の【香味ジューシーから揚げ】

新しい一週間、頑張るあなたへ。魔法の時短レシピを贈ります

新しい一週間が始まりましたね。毎日のごはん作り、本当にお疲れ様です。朝、家族を送り出し、仕事や家事に追われ、気づけばもう夕方。「今日の夕飯、どうしよう…」とキッチンに立つのが少し憂鬱になってしまう日、ありますよね。分かります、その気持ち。私も編集長として、そして一人の料理好きとして、時間に追われる毎日です。特に子どもたちが大好きな「揚げ物」。喜ぶ顔は見たいけれど、油の準備や後片付けを思うと、ついつい敬遠しがち…。そんな、頑張るあなたのための救世主となるレシピが、今日ご紹介する「香味レンジから揚げ」です。油を使わないのに、驚くほどジューシー。火のそばに付きっきりになる必要もありません。今週は賢く、美味しく、もっとラクをして、心からの「美味しい!」を家族みんなで分かち合いませんか?

材料(2~3人分)

  • 鶏もも肉…1枚(約300g)※むね肉でも美味しく作れます
  • 片栗粉…大さじ3

<A>漬け込み調味料

  • 醤油…大さじ2
  • 酒…大さじ1
  • みりん…大さじ1
  • おろしにんにく(チューブ)…小さじ1
  • おろししょうが(チューブ)…小さじ1

<お好みで>

  • ごま油…小さじ1(風味付けに)

作り方

  1. 鶏肉の下準備をします
    鶏もも肉は余分な脂肪や筋を取り除き、子どもでも食べやすいよう、一口大に切ります。ここでひと手間!フォークで鶏肉の全体を数カ所ブスブスと刺しておきましょう。こうすることで味が染み込みやすくなり、火の通りも均一になります。お肉がぐっと柔らかくなる、魔法のおまじないです。
  2. 味をしっかり染み込ませます
    ポリ袋(ジッパー付きの保存袋がおすすめです)を用意し、切った鶏肉と<A>の調味料をすべて入れます。袋の上から、優しく揉み込むようにして全体をなじませてください。お子さんと一緒に「美味しくなーれ」とフリフリするのも楽しい時間になりますよ。この状態で冷蔵庫で10分ほど置くと、味がしっかり染み込み、お店のような本格的な味わいに近づきます。
  3. 魔法の衣をまとわせます
    10分後、ポリ袋に片栗粉を加え、袋の口をしっかり閉じて、空気を含ませるようにして上下に大きく振ります。鶏肉一つひとつに、まんべんなく、薄く片栗粉がつくようにするのが目標です。ここで粉っぽさがなくなるまでしっかり振ることが、べちゃっとさせず、カリッとした食感に仕上げるための大切なポイントです。
  4. お皿に並べて、いざレンジへ
    大きめの耐熱皿にクッキングシートを敷き、衣をまとった鶏肉を並べます。この時、鶏肉同士がくっつかないように、少し間隔をあけて並べるのがコツ。お肉が重なっていると火の通りにムラができてしまうので、気をつけてくださいね。
  5. 1回目の加熱をします(ふんわりラップが鍵!)
    並べた鶏肉の上に、ふんわりとラップをかけます。電子レンジ(600W)で3分加熱してください。ここでは、蒸すようなイメージでお肉の中心まで火を通していきます。レンジの扉を開けると、にんにくと生姜の食欲をそそる香りがふわっと広がりますよ。
  6. 裏返して、2回目の加熱へ(今度はラップなし!)
    一度レンジから取り出し、熱いので気をつけて鶏肉を一つひとつ裏返します。そして、ここが最大のポイント!2回目の加熱では、ラップをかけません。再び電子レンジ(600W)で、今度は2分加熱します。ラップをかけずに加熱することで、余分な水分が飛んで、表面がカリッと仕上がるんです。まるで揚げたような食感に近づけるための、大切な工程です。
  7. 最終チェックと仕上げ
    加熱後、一番厚みのあるお肉を一つ選んで、竹串などを刺してみてください。透明な肉汁が出れば、火が通っている証拠です。もし赤い汁が出てくるようであれば、30秒ずつ追加で加熱してくださいね。器に盛り付けたら、あっという間に完成です!

美味しく作るコツ・アレンジ方法

  • コツ①:お肉をさらに柔らかくする裏技
    下味を付ける際に、マヨネーズ(小さじ1)か、プレーンヨーグルト(大さじ1)を加えてみてください。マヨネーズの油分や酢、ヨーグルトの乳酸菌がお肉の繊維を分解し、驚くほど柔らかく、ジューシーに仕上がります。特にパサつきがちな鶏むね肉を使う際には、ぜひ試していただきたいテクニックです。
  • コツ②:香ばしさアップ!トースターで追い焼き
    「もっと揚げた感じに近づけたい!」という方は、レンジでの加熱後、アルミホイルを敷いたオーブントースターで2〜3分ほど焼いてみてください。表面の水分がさらに飛んで、カリッとした香ばしい焼き色がつき、本格的なから揚げの見た目と食感にぐっと近づきます。このひと手間で、家族もレンジで作ったとは気づかないかもしれません。
  • アレンジ③:カラフル野菜も一緒にチン!
    耐熱皿に鶏肉を並べる際、乱切りにしたパプリカや、小房に分けたブロッコリー、くし切りにした玉ねぎなどを一緒に並べて加熱するのもおすすめです。鶏肉の旨味を吸った野菜は絶品で、彩りも豊かになり、一皿で栄養バランスもアップします。付け合わせを別に作る手間が省ける、一石二鳥のアレンジです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。この「香味レンジから揚げ」は、「時間がない」「揚げ物は面倒」「後片付けが大変」「カロリーが気になる」という、忙しい親御さんが抱える4つのお悩みを、一気に解決してくれる魔法のようなレシピです。キッチンに立つ時間を短縮できた分、お子さんとお話ししたり、少しだけ自分のためにゆっくりお茶を淹れたりする時間が生まれるかもしれません。ぜひ今夜の食卓に登場させて、ご家族の「美味しい!」という笑顔に癒されてくださいね。

本記事は、情報の正確性、完全性、最新性を保証するものではありません。本記事の情報を用いて行う一切の行為について、当方は何ら責任を負うものではありません。また、本記事の内容は、専門的な助言に代わるものではありません。重要な判断をされる際は、必ずご自身で各分野の専門家にご相談ください。

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